私が『夏子の酒』と出会ったのは、19歳の秋。
日本酒の事など、何一つ知らない私に、
当時、私と同じ会社へ修行に来ていた夫が貸してくれました。
マンガを読まない夫が唯一持っていたマンガです。
そして、その続編『奈津の蔵』を読んだのは
結婚して蔵元へ嫁ぎ、8年経った30歳の時でした。
『奈津の蔵』との出会いが、
『夏子の酒』『奈津の蔵』の作者
尾瀬あきらさんとの繋がりも運んで来てくれました。
そして、尾瀬あきらさんから
『るみ子の酒』の、るみ子さんも
紹介して頂きました。
人と人の出会いは、いつも不意にやってきます。
そこから生まれる様々な出来事を大切にしていきたい。
思えば、このHPを立ち上げた29歳の冬
造りの事を細かく聞く私に、夫が貸してくれたのも
尾瀬先生の『知識ゼロからの日本酒入門』でした。
これから、私にとって尾瀬先生の作品との
出会いを綴っていきたいと思います。
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