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目次 利き酒のやり方
お酒の味や香りはどうやってみたらいいの?
美味しく楽しく飲めればそれだけで充分だとは思いますが
ちょっと専門的に味わってみたいという方に。


利き酒の手順 香味別表
利き酒の手順
利き酒(キキサケ)の基本は、酒の欠点を見つる、シビアな減点法です。
ですが、このやりかたはプロの方にお任せして、私は、一般の方には、そのお酒の長所をみつけながら、楽しんで、試飲したお酒を好きになるような利き酒をしてほしいと思います。

ここから、利き酒の説明をしていきますので、是非、御自宅にある日本酒で試して頂きたいと思います。



最初にお酒の色を見ます。
まずは、お酒の色を見るために、透明なグラス、できるなら利き猪口(キキジョコ)を使います。
お酒には色が付いているのでその黄色味の強さなどをみます。
利き猪口の底には二重の青い丸が描かれていますので、丸の青い部分と利き猪口の白い部分との境目で色を見ます。


次に、香りをかぎます。
この時感じる匂いとして、果実の甘さや、花のような香りがします。
これらは
上立ち香といい、ほとんどは心地よく軽い香りです。
中には不自然な強い香りをもつものもありますが、それらは人工的に香りを付けた
着香(付け香・ヤコマン)かもしれません。


最後にお酒を口に含みます。
・匂いを試します
お酒を含んだまま、口から軽く息を吸い、ストローを使う要領で、舌の上で「るるる・・・」とお酒を転がすようにします。
この時感じられるのが
基調香といい、そのお酒のもつ基本的な香りです。  
利き酒師はこの時点でお酒を吐き出してしまいますが、
(沢山のお酒の試飲をする為に、全部飲んでしまっては、後に飲む酒の味が分からなくなってしまう為)
一般の方が楽しんで行う場合は、是非、お酒を飲み込んで、飲み込んだ後に、口から鼻に抜けていく香りも試して頂きたいです。
この時感じる香りを
口中香(含み香)といいます。

これら、3つの香り上立ち香・基調香・口中香(含み香)の印象がほぼ一緒である場合、そのお酒は「香りのバランスがいい」ことになります。

・味を試します
3〜6ml程度をすするようにして口に含みます。
(匂いを試した時と同じ要領です)
舌の先は甘味、舌の縁辺は酸味と辛味、舌根は苦味を感じるため、舌全体に転がすようにして味わいます。

利き酒師は酔わない為に、ここでお酒を吐き出してしまいますが、5〜10種類のお酒で行う場合は飲み込んで後味や喉越しを確かめて下さい。

「甘・辛・酸・苦・渋」の五味をどう感じるか、その一つ一つを比較して強いか弱いかを感じ取ります。
味の感じ方は、人によって差があると思います。
甘味に敏感な人、苦味を強く感じる人など、好き嫌いではなく、得意とする味の領域があるはずですから、その味を軸に、他の味がどのように表れてくるか、例えば「一口目に酸味を感じるが、後になって辛くなる」といったように相互性をもって整理していくといいと思います。

味の表現は、先入観を捨てて公平な気持ちでのぞんで下さい。
私用する言葉は、難しくなく、明るく楽しい言葉を取り入れ、出来る限り多くの表現を駆使しつつも簡潔にまとめる事が大事です。



お酒の評価をします
みなさんはプロの利き酒師ではないのですから、利き酒後のお酒の表現方法は自由です。何人かのお友達と評価する際には、ご自分の趣味などに沿った表現方法で楽しんではいかがでしょうか?

例)ベッカムのように紳士的で切れのあるセレブな味・・・?など(笑


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