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目次 越後の酒造り唄
酒造りをする時に、昔から伝わる蔵人さん達の口ずさむ唄です。
この酒造り唄には、様々な作業の効率を図る仕掛けがされています。


酒造り唄 吉川杜氏唄
酒造り唄

「酒造り唄」は、酒造りの工程の中で、蔵人達によって作業しながら歌われる、
日本の代表的な仕事歌です。

蔵人達の間では「酒屋唄」とも呼ばれ、昭和30年頃まで、日本各地の酒蔵で歌われてきていました。
酒造りには「唄半給金」という言葉があり、「酒造りの給金の半分は唄の為」というように、
酒造りの工程の中で唄と歌う事がとても重要であったことが分かります。

蔵人は厳寒の中、酵母を扱うので寝る間もなく、
更に手を切るような水の冷たさとの闘いに加え、
熱湯で大火傷する事もありました。(昔話参照)

このように、機械が普及していない時代、なんでも手作業での厳しい作業の中で、
なぜ、彼等は唄を歌い、声を出し続けたのでしょう。

彼等が歌った理由は下記のように推測されています。



寒く眠く辛い作業を紛らわし、気持ちに張りを持たせる為。(洗場唄、桶洗唄)

作業の連続を監督が確認する為。(洗場唄、桶洗唄など)

攪拌(かくはん=混ぜる事)回数と攪拌時間の確認の為。(モトすり唄、二番櫂など)

集団労働を合わせる為。(米洗唄、モトすり唄、仕込み唄、三ころなど)

水や湯の桶数、蒸し米の桶数を数える為。(数番唄)

作業のほっとする時間の娯楽の為。(モトすり唄など)


曲名解説

総起 一日の作業の始まりの掛け声に当たる。蔵人を起こす為声でもある。
低い声から、段々に高い声えと変わる。

洗場唄・流し唄 午前四時頃、その日の仕込みの為の道具を洗う時の唄。
深く前傾した姿勢で、水を流しながら手に持ったササラで道具を洗いながら歌う。
ゆったりとした旋律。

桶洗唄 6尺余りの大桶を洗う時の唄。この桶はモト、モロミなどを入れる時の物。
竹を割いて造ったササラを上下に動かして、桶の木目に入り込んだ酒の残留物を洗う時の唄。
水分で湿気を帯びた木目にササラがうまく合って、ブーンと音を立てる様になると、作業が熟練されてきたといわれていた。

米研ぎ唄・米洗い唄 桶の中で米を素足で洗う時の唄。
昭和30年代以降の機械化によってほとんど行われなくなった。

切り火 火打ち石を打って唱える祝詞の事。
これから始まる酒造りが無事に進むよう祈ったり、酒造りがつつがなく終了した時に祈りを込めて一気に唱える。

モトすり唄 半切(桶)の中のモトを櫂棒でかき混ぜながら歌う唄。
酒造り唄の中でもっともよく知られ、宴席でも歌われる。

数番唄 水や蒸米を口径32cm高さ42cmほどの「タメ」と呼ぶ桶に入れて仕込み樽まで運ぶ時の数え歌。単調な運搬作業の数を記憶しやすいような歌詞。

二番櫂 仕込み樽の上部の縁に立ち、全長267cm程の長さの櫂棒を樽の中の「モト」に入れてかき混ぜる時の唄。

仕込み唄・仕込み櫂 発酵して酒に近づいたモトを攪拌する時の唄。
「ヨーイガサイサイ」の豪快な掛け声の典型的な作業唄の特徴をもつ。

三ころ 「仕込み櫂」に続いて歌われる唄。

ニ番櫂道中唄 三ころに続いて歌われる。


お酒を造るのに唄を介して作業の効率化を図る。
昔の人は今の人が忘れてしまった情緒や風情と言うものを自然と生活に組み込んでいたのですね。


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