総起 |
一日の作業の始まりの掛け声に当たる。蔵人を起こす為声でもある。
低い声から、段々に高い声えと変わる。 |
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洗場唄・流し唄 |
午前四時頃、その日の仕込みの為の道具を洗う時の唄。
深く前傾した姿勢で、水を流しながら手に持ったササラで道具を洗いながら歌う。
ゆったりとした旋律。 |
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桶洗唄 |
6尺余りの大桶を洗う時の唄。この桶はモト、モロミなどを入れる時の物。
竹を割いて造ったササラを上下に動かして、桶の木目に入り込んだ酒の残留物を洗う時の唄。
水分で湿気を帯びた木目にササラがうまく合って、ブーンと音を立てる様になると、作業が熟練されてきたといわれていた。 |
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米研ぎ唄・米洗い唄 |
桶の中で米を素足で洗う時の唄。
昭和30年代以降の機械化によってほとんど行われなくなった。 |
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切り火 |
火打ち石を打って唱える祝詞の事。
これから始まる酒造りが無事に進むよう祈ったり、酒造りがつつがなく終了した時に祈りを込めて一気に唱える。 |
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モトすり唄 |
半切(桶)の中のモトを櫂棒でかき混ぜながら歌う唄。
酒造り唄の中でもっともよく知られ、宴席でも歌われる。 |
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数番唄 |
水や蒸米を口径32cm高さ42cmほどの「タメ」と呼ぶ桶に入れて仕込み樽まで運ぶ時の数え歌。単調な運搬作業の数を記憶しやすいような歌詞。 |
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二番櫂 |
仕込み樽の上部の縁に立ち、全長267cm程の長さの櫂棒を樽の中の「モト」に入れてかき混ぜる時の唄。 |
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仕込み唄・仕込み櫂 |
発酵して酒に近づいたモトを攪拌する時の唄。
「ヨーイガサイサイ」の豪快な掛け声の典型的な作業唄の特徴をもつ。 |
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三ころ |
「仕込み櫂」に続いて歌われる唄。 |
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ニ番櫂道中唄 |
三ころに続いて歌われる。 |
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